『水洗式のバイオマストイレ』山形県で初めて!!

2011年01月11日

写真1:バイオマス装置とトイレ棟の全景です

写真2:バイオマス装置全景です

 

【山形市少年自然の家】荒沼キャンプ場に建設の関西PGSグループの最新型バイオマス・トイレとはバイオ(微生物)の働きで《し尿》を分解しバイオマス(自然材)を用いて自然蒸発させる【循環式】の水洗トイレです。環境を汚染しない無臭・無排水・無汚泥抜取り・無薬品のトイレで、省エネ・省メンテナンスです。

今までのおがくず等を使用したバイオマス・トイレは、汲取り(処分する作業が発生)ですが、当PGSグループ山形総建有限会社の最新型バイオマス・トイレ《し尿処理装置》は、※水洗トイレです。しかも水道水無しでもOKです。(循環方式です)
18年8月28日山形市少年自然の家キャンプ場で、山形市役所関係者・工事請負企業が集い、バイオマストイレ工事着工と打合せ会議が行われました。PGSグループとして〈し尿処理装置〉設置を担当する弊社(山形総建有限会社)が参加しました。そこで、工事日程等の基本課題が確認され、続いてトイレ建物を含む元請企業で詳細を決定しました。
基本は《①山形の企業で②可能な限り山形産材料使用》です。トイレの使用状況に合わせた設計でコストダウンを目指しました。
【少年自然の家キャンプ場バイオマストイレ】の建築条件は
★条件①寒冷地であること…半地下埋設型を採用する。
   ②使用者(使用回数)が季節で異なること。
    7・8月…400回/日 冬期…閉鎖 その他…200回/日
    ・・・蒸発反応槽で対応する。(コストダウン)
       2ヶ月間のみ「エアー噴射式蒸発」を採用する。
       (建設費の節減と「2ヶ月間の電気費・手間」の検討で決定する。)
   ③初年度予算が限定されること。
    将来を考慮し「し尿処理装置は整備」し、トイレの増築を二次的にした。
★基本…「し尿処理」装置を充実した。
    曝気槽の充実に力点をおいた。…バイオファイバー糸長の確保
★地元産業の創出を目指したこと
    ①元請企業は地元 ②設置事業は地元企業に技術移転…可能な限り地元企業の活用と地元産材料を使用した。
★1つの目標だけでなく「より高度な目標」…災害時対応・環境教育」を目指したこと。
    ①災害発生時に活用できるように設計
    ②青少年の環境教育に寄与…し尿が微生物によって浄化される過程が観察される。

PGS方式バイオマストイレについて興味のある方は、下段の青色文字『PGS方式バイオマストイレ山形県統括代理店』をクリックしていただくか下記のホームページにアクセスしてみて下さい。詳しくご説明しております。

 

http://www.em-biomass.jp/

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